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バスキア展、開催中!!
先日、東京都六本木の森美術館で開催されている”パスキア展”に参加して来ました。今回は、そんなバスキア展の魅力をご紹介していきたいと思います!
1. バスキアとは?
”バスキア”は、アメリカ出身の画家・ジャン=ミシェル・バスキアの名前です。バスキアは、1980年代に彗星の如く現れ、わずか10年足らずの活動期間に1000点以上の作品を世に残し、”新表現主義”の先駆けとして、美術界に新たなムーブメントを引き起こしました。これは、70年代に席巻したミニマリズムやコンセプチュアル・アートへの反動から、人物像、歴史的・神話的主題などを荒々しい表現主義風の筆致で描くスタイルです(Artpedia参照)。奇しくも、バスキアは27歳の若さで夭逝してしまいましたが、彼のアートスタイルは、ファッション、カルチャーにまで大きな影響を及ぼしました。
2 . 見所
バスキア展の目玉は、何といってもZOZO前社長・前澤友作氏所有の作品(無題)でしょう。こちらは、前澤氏がニューヨークのサザビーズオークションで約123億円で落札したとされる作品となります。また、ポップ・アートの先駆けとなるアンディ・ウォーホールとコラボした作品も展示されているので、こちらも同じく展覧会の目玉と言えるでしょう。
3. 最後に
バスキアの新表現主義という新たなスタイルは、見ているものをあっと言わせるほどの力強さを感じさせてくれました。しかしその分、バスキアのアートは難解さも孕んでいるので、観賞する際は、音声ガイドを使って鑑賞するのがいいかもしれません。作品によっては写真撮影する事も可能です。是非この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか?