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2019.06.23
王様達のヴァイキング
高校中退、バイトも即クビ。社交性もなきゃ愛想もなし。18歳の是枝一希が唯一持っているのは、ハッキングの腕。金融機関にサイバー攻撃を仕掛けた彼の前に「お前の腕で世界征服する」と宣言する大金持ちの男が現れる。ハッカー少年と仕事中毒のエンジェル投資家、彼ら2人はどんな仕事を創り出すのか?全く新しい新世代タッグ誕生!!!(著者:さだやす, 深見真) 王様達のヴァイキング
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2019.06.22
ブルーピリオド
成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎(やぐち やとら)は、ある日、一枚の絵に心奪われる。その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。美術のノウハウうんちく満載、美大を目指して青春を燃やすスポ根受験物語、八虎と仲間たちは「好きなこと」を支えに未来を目指す!(著者:山口つばさ) ブルーピリオド
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2019.06.20
かくかくしかじか
自分は絵がうまい。本気でうぬぼれていた林明子(高3)は竹刀を持った絵画教師・日高先生に罵られ…!? 少女まんが家を夢みたあの頃を描くドラマチック・メモリーズ!(著者:東村アキコ) かくかくしかじか
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2019.06.19
日の名残り
品格ある執事の道を追求し続けてきたスティーブンスは、短い旅に出た。美しい田園風景の道すがら様々な思い出がよぎる。長年仕えたダーリントン卿への敬慕、執事の鑑だった亡父、女中頭への淡い想い、二つの大戦の間に邸内で催された重要な外交会議の数々―過ぎ去りし思い出は、輝きを増して胸のなかで生き続ける。失われつつある伝統的な英国を描いて世界中で大きな感動を呼んだ英国最高の文学賞、ブッカー賞受賞作。(著者:カズオ・イシグロ) 2017年、ノーベル文学賞を受賞した作家・カズオ・イシグロの小説。彼の著書には「忘れられた巨人」「わたしを離さないで」など数多の名著がある。しかしその中でも、私が一番印象に残っている作…
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2019.06.19
風の谷のナウシカ
「火の七日間」と呼ばれる戦争によって巨大産業文明が崩壊してから千年。荒れ果てた大地には「腐海」と呼ばれる有毒の瘴気を発する菌類の森が広がり、衰退した人間の生存を脅かしていた。酸の海のほとりに、海から吹く風によって腐海の毒から守られた「風の谷」という辺境の王国があった。そこでは、王女のナウシカを中心に人々は自然を尊び平和に暮らしていたが、大国トルメキア軍の侵略に遭い…。(監督:宮崎 駿) 風の谷のナウシカ
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2019.06.19
レイリ
長篠の戦いから4年、黄昏ゆく武田帝国と勃興する織田軍団の血戦のはざまで、数奇な運命を生きる少女の名はレイリ。巨匠渾身の原作を新感覚の鬼才が作品化! 衝撃の本格戦国時代劇、開幕!!(著者:室井大資、岩明均) レイリ
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2019.06.09
哲学的な何か、あと数学とか
数学にだって熱い血が通っている!フェルマーの最終定理という難攻不落な難問。それに取り組む学徒たちの姿を通して人間が生きる意味を探るテキスト。数学という学問の真に驚くべき「美しさ」「面白さ」は、この本の余白をすべて使いきっても書ききれるものではありませんが、数学がいかにロマンに満ちあふれた学問であるか、その一端を少しでものぞかせることができていれば幸いです。(著者:飲茶) 「哲学的な何か、あと数学とか」というタイトルだが、本書は「フェルマーの最終定理」という350年もの間解かれる事のなかった問題が証明されるまでの軌跡を描いた物語である。 まず、フェルマー予想とは、17世紀の後半、(アマチュア…
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2019.06.05
夜と霧
ユダヤ人精神分析学者がみずからのナチス強制収容所体験をつづった本書は、わが国でも1956年の初版以来、すでに古典として読みつがれている。著者は悪名高いアウシュビッツとその支所に収容されるが、想像も及ばぬ苛酷な環境を生き抜き、ついに解放される。家族は収容所で命を落とし、たった1人残されての生還だったという。収容所の体験記も、大戦後には数多く発表されている。その中にあって、なぜ本書が半世紀以上を経て、なお生命を保っているのだろうか。今回はじめて手にした読者は、深い詠嘆とともにその理由を感得するはずである。(著者:ヴィクトール・E・フランクル 翻訳:池田 香代子) 「言語を絶する感動」と評され、世…
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2019.06.01
ヒストリエ
舞台は紀元前。奴隷の身分にありながら、豊かな教養と観察眼、判断力を駆使して行動を起こす不思議な青年・エウメネス。あの偉大なる哲学者・アリストテレスの逃亡を助けたりしながら、彼は、「故郷」カルディアの街を目指す。のちにアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの、波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作。(著者:岩明均) ヒストリエ
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2019.05.31
SIMPLE RULES
世界の名門ビジネススクール、ハーバード、スタンフォード、MIT、LBS…が教える、あらゆるムダと時間を削ぎ落とし、成果を最大化Maximizeする方法。山積みの課題、複雑なプロジェクト、利益の対立…すべては、とことん「単純」に解決する。(著者:ドナルド サル, キャスリーン アイゼンハート, 翻訳:戸塚 隆将 ) 深く考えすぎていて答えが出ない時、スッと思考の回路を緩めてあげた瞬間に「どうしてこんな簡単な事に気付かなかったんだ」という経験をした事がある。こうした体験は、何も私だけに限った事ではないだろう。本書のシンプル・ルールは、あらゆる状況を考慮に入れ複雑化した物事を、一度単純化してみる事…